≪三つの習慣≫

４月１日の全体朝礼で今年の新入社員７名に社長からの辞令交付がありました。

そこで今月はこれから共に生きていく心構えを書いてみようと思います。これは新入社員に限らず、社員全員に伝えたい事でもあります。

人間は油断をするとすぐ消極的になり、楽な生き方を選択して怠惰な習慣を身につけがちです。私たちも心の荒廃を防ぐために、常に正しい習慣を身につけておくことが求められます。

具体的には次の3つの習慣を日々怠らない事です。

1. 早寝・早起き

人間は朝早くから始動し、勤勉に１日を過ごす習慣を励行していくと、自然と勤勉な性格になって生活が好転していき「早起き人間に不幸なし」の言葉通りの人生を歩めます。確かに、家風の良い家庭や社風の良い会社はどこも早起き人間で構成されています。

2. 挨拶・返事

人間は一人では生きられません。家族、ご近所、職場、顧客などの人間関係の中で生かされている存在です。したがって周囲との良好な人間関係ができてこそ世の中を上手に生きていけるのです。その決め手になるのが日々の挨拶と返事の習慣の徹底です。

あ、明るい大きな声

い、いつも

さ、先に

つ、続ける

挨拶・返事は人生をよりよくするための切り札です。

3. 後始末はすぐに

後始末は間髪を入れず気を抜かず速やかに行う。というのがコツです。

これを習慣化すると前向きな姿勢が磨かれ、何事も迅速に行えるようになります。なぜなら後始末は単なる後始末ではなく次につながる出発点でもあるからです。同時に相手に感謝し物事に対する気配りが自然に出来るようになります。

最後にもう一度

1. 早寝・早起き
2. 挨拶・返事
3. 後始末はすぐに

代表取締役会長　古庄　忠信