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童謡と唱歌が日本を救う(令和5年10月号)

 

 

 

≪童謡と唱歌が日本を救う≫

 

童謡や唱歌と聞くと皆様はどのような作品を思い浮かべるでしょうか?
「蛍の光」「ふじの山」「赤い靴」「十五夜お月さん」「かもめの水兵さん」「みかんの花咲く丘」「里の秋」など、ああこの歌は学校で教わった、子供の頃に祖父母や両親がよく歌ってくれていた。テレビやラジオでいつも流れていた、あるいは懐かしくて今でも時々口ずさんでいるという方も多いことでしょう。

しかし、戦後童謡や唱歌は次第に歌われなくなり今や知らない世代のほうが多くなっているのが現実です。

現代の日本では耳を疑うような凄惨で悲惨な事件や、行政や企業による信じられない不正が毎日のように報道されています。また若い世代の自殺も減っていません。かつて日本人が当たり前に持っていた美徳や感性がどんどん失われているように思えてなりません。その中で童謡や唱歌が本来持っていた価値や可能性をいま一度見直し、現代社会に活用していくことは非常に意義のある事だと思います。

童謡や唱歌には私たち日本人が持つべき生き方の核となるものを涵養し、豊かな人生、より良き社会を実現する知恵がたくさん詰まっているからです。幼いころから童謡や唱歌に親しみ、日本人が古くから大事にしてきた歴史や文化伝統、風景、倫理、道徳あるいは家族の関係などを土台として養っていけば、それがその後の人生を生き抜く正中線となり、様々な課題を乗り越えていく力になるでしょう。

また、正しい日本語の発音や美しい表現、豊かな情緒が身につくことで子供たちの学力のみならず心身全般にも良い影響をもたらすはずです。その意義や価値を理解している我々70代を中心に日本を変えていきましょう。

代表取締役会長 古庄忠信

 

 

 

 

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