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熊本地震からの復旧に向けて(令和8年9月号)

 ≪熊本地震からの復旧に向けて≫

 

 

 熊本地震によって大きな被害を受けた熊本県内では、各自治体が被災状況の把握や被災者支援に向けた取り組みを進めています。今月の社内報では、地震発生後の行政の動きについてご紹介します。

 熊本市や宇土市などでは、「罹災証明書」の申請受付が始まりました。

 熊本市では7月30日、5つの区役所と7か所の総合出張所で罹災証明書の申請受付を開始。中央区役所では、午前9時の受付開始直後から被災者が窓口を訪れ、家屋の被害状況などを担当職員に説明する姿が見られました。

 罹災証明書は、支援金の給付や仮設住宅への入居、税金の減免措置など、さまざまな公的支援を受ける際に必要となる重要な書類です。市町村が被災した家屋を調査し、被害の程度を「全壊」から「一部損壊」までの6段階で判定したうえで、証明書を交付します。

 また、県では7月30日、証明書の発行に必要となる「住家被害認定調査」の説明会を開催しました。県内43市町村の担当者が参加し、家屋の外観から被害を認定する「一次調査」の方法などについて確認しました。

 一方、被災者を支える災害ボランティアの受け入れ体制づくりも始まっています。県は熊本県社会福祉協議会に県ボランティアセンターを設置し、各市町村に設けられるボランティアセンターの支援を進めています。また、災害ごみの受け入れも各地で始まり、復旧に向けた環境整備が進められています。

 ただし、県内にはまだボランティアセンターが開設されていない市町村も多く、受け入れ体制が整ってから訪れてほしいと県知事も呼びかけています。

 地震からの復旧には、被害状況の調査、罹災証明書の発行、生活支援、ボランティアの受け入れ、災害ごみの処理など、多くの課題があります。行政は、こうした一つひとつの問題に向き合いながら、被災された方々の生活再建と地域の復旧に向けて歩みを進めています。

 私たちも被災地の現状に関心を持ち、地域の復旧・復興を支える取り組みを見守っていきたいと思います。

代表取締役会長 古庄忠信

 

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