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自分で読み取る正しい歴史(令和2年6月号)

 

≪自分で読み取る正しい歴史≫

 

武漢発の新型コロナウイルスの話題ばかり、この3ヶ月間社内報に書いてきました。今回は中断して、今日の新聞で一番心を痛めたのが何といっても横田滋さん(87)のご逝去のニュースでした。

昭和52年11月15日にまだ13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に連れ去られ、その後43年間も娘を捜し続け、救い出すために人生をささげ続けましたが、それもかなわず亡くなられました。

一人娘が突然姿を消して平凡な暮らしが一変し、捜し始めて20年後北朝鮮が拉致を認め、他の5名の方は帰国を果たしましたが、めぐみさんは死亡と嘘の情報を、それも他人の遺骨を送るだの、北朝鮮のやることはでたらめ放題でした。

実は昭和55年にある新聞が北朝鮮による男女4組の拉致疑惑、拉致未遂事件を報道したのですが、当時の社会は荒唐無稽な虚報、捏造だとし葬られました。

また最近は韓国による徴用工問題が頻繁にマスコミに紹介されています。

従軍慰安婦問題は話にもなりませんが、よりによって韓国の裁判所が日本企業の韓国資産を売却し現金化するという、これもひどい話です。

もともと韓国が戦後発展してきたルーツは全て日本資産のおかげなのです。

昭和20年8月の敗戦で日本人が朝鮮半島に残した財産は全て戦時賠償的に韓国側に没収され、それを敵産として国有化や民間への払い下げが行われ、資産総額は現在の価値で数十兆円は下らないだろうといわれています。

韓国に資産を接収された日本企業は2373社に及び、それが韓国所有となってその後の経済発展の基礎になったといいます。

韓国が手にした膨大な日本資産を考えれば、最近の備用工補償問題など、今さら日本企業の資産差し押さえもないでしょう。まして1965年日韓基本条約で5億ドルもの補償を追加しているのです。

ここで改めて横田滋さんのご冥福をお祈りすると共に、我々は正しい歴史を知り、自ら考え、自ら学び、行動していく人物が求められてくるに違いありません。

そうでなくては、気がついた時にはとんでもないことになっているかも知れないのです。

情報を正しく読みましょう。

 

代表取締役会長 古庄忠信

 

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