≪緊張を持ち続ける≫

今日（4日）社内報の原稿を書いています。それにしても昨日から今日にかけて東北地方の大雨被害がお昼のニュースでも集中して報道されていました。特に山形県や新潟県は昨日からの長い時間、線状降水帯に覆われ、今日の昼に記録的な大雨警報が解除された後のTVで観るだけでも壊れた家や橋、すぐ近くのあらわになった山肌など、目を覆いたくなる程の惨状でした。さらに次のニュースでは、今度は北陸地方で、山形や新潟と同じような線状降水帯が日本海側から石川・福井・富山県にかけて勢力を増しているとのこと、夕方のニュースが今から気がかりなところです。

雨の心配ばかりしていたら、昨日、西日本では熊本も含めて熱中症予防を盛んに報じていました。昨日は熊本も本当に暑かったですね。午後、用事があって市内の方に出掛けましたが、私の車の車外温度表示が市内では39度でした。会社へ帰って再び確認したら35度でした。

今の大津工場が出来上がって稼働を始めた15年前にもよく似た光景があったなと思い出しました。

3時の休憩をとっている社員のみんなの所へ行き、今市内は何度だと思うか質問しました。その時の気温は確か今より4度ほど低く、市内が35度で会社の周りが31度くらいだったと思いますが、この間にも地球全体の温暖化がこれほど進行したのではないかと感じます。

この夏はコロナによる感染防止対策も決して気を抜けませんし、熊本でも今まで経験したことのない程の大雨だった2年前の人吉球磨水害も忘れるわけにはいきません。

何時なんどき自身に振りかかるか分かりませんが、その事を自覚して常に緊張していればなに事も最悪の事態は避けることが出来るでしょう。そういう意味で暑さに負けず、いつも「キリっと」していきましょう。

代表取締役会長　古庄忠信