2024年を振り返る(令和6年12月号)
- 2024.12.18 | 今月の言葉
≪2024年を振り返る≫
令和6年は元日に石川県能登半島地震が発生するという多難な幕明けとなりました。
8月半ばには令和の米騒動ともいうべき米の供給不足とそれを懸念する報道が毎日なされて国民生活に不安と混乱の影を落としました。しかしながら幸いなことにその後、今年の収穫量は「やや良」という農水省の発表で事態は収まったようですが、農業を含めた第一次産業就業者の割合はこの百年のうちに50%から3%まで減少し、我が国の食料自給率は実質18%と先進国の中で最も低い水準にあると専門家は指摘しています。
それに加えて9月には、またしても能登半島で大水害が起きました。こうやってみると今年は日本列島大騒ぎの1年だったように思います。
振り返って我が社の1年はどうだったでしょう。シャシの入庫遅れや原材料の高騰など厳しい工程管理の1年ではありましたが、6月の決算を締めてみれば売上は前年を超えて良好でした。純利益も確保できて比較的順調に過ごせたように思います。決算の詳細は社内報9月号に発表していますので省きますが、今年7月からの年度もこの12月で上半期を終えます。今年も厳しい半年を過ごしていますが、社員の皆様全員で知恵をしぼり乗り切ってきました。
来年も皆様とともに良い1年にしていきたいと思います。皆さまのご家庭でもどうぞご家族おそろいで良い年をお迎えください。今年も1年間有難うございました。
代表取締役会長 古庄忠信