社内報『いずみ』の一面に毎月掲載している、弊社会長 古庄の言葉をホームページ上でも毎月発信していきます。

≪手洗い・うがいの励行≫

新型コロナウイルスの感染拡大を受け政府は今日、緊急事態宣言を発令しました。日本社会にとって初めての経験で、感染への恐怖や今後の生活への不安を強めた人もいるかも知れません。
残念ながら私たちの周囲にはデマ情報が流れています。「トイレットペーパーが不足する」などといったフェイクニュースでパニックに陥ったり、むやみに動いたり買い占めたり、理不尽な差別を誘発することのないよう正確な情報源に接することが大切です。
日本社会は過去幾度も試練にさらされてきました。先の大戦、リーマンショック、阪神淡路大震災、東日本大震災、強大な台風、熊本地震など、それら全てを日本人は克服してきました。
ただ、今回の緊急事態宣言がコロナ禍を克服してくれるわけではありません。事態を沈静化させるのはあくまでも私たちの行動そのものです。
正しい行動をとっていれば必ず状況は好転します。自分だけでなく、大切な家族や友人の命を危険に巻き込まないために、そしてウイルスから私たちの日常を取り戻すために勇気を持って共に耐え、外出の自粛に協力しましょう。
しかし、先週の製造一課のＴ君のウイルス検査の情報には唖然としました。
ついにイズミ車体から感染者が出たか、失敗したなと思いました。
結果、陰性だったことで事無きを得ましたが、これがもし陽性だったとしたら取り返しのつかない事になっていたと思うと今さらながらゾッとします。
おそらく会社の業務は全て一旦停止させられ、全社員のウイルス検査となっていたでしょう。
今回の新型コロナウイルス対策に限らず、私たちはこれまでもう何年にも渡って手洗い・うがいの励行を声高に言い続けてきました。
それは会社を守ることのみならず、先にも書きましたが、自分自身はもちろんのこと、家族や友人やこの社会を築いていくための基本的な生き方を貫くためのエチケットです。
これからも手洗い・うがいだけは必ず実行しましょう。

代表取締役会長　古庄忠信