≪水を大切にしましょう≫

毎日暑い日が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

前月号にも書きましたが、工場の皆様が心配で1日に3～4回は工場内を見てまわっています。皆さまそれぞれ工夫されていて、その1日を乗り切っておられ、少しは安心して事務所に帰っています。

今月1日は「水の日」でした。平成26年に水循環基本法が施行され、「国民の間に広く健全な水循環の重要性について理解や関心を深める日」として定められました。8月は1年の中で最も水の使用量が多い月です。

水の循環は、太陽によって温められ蒸発した海水が雲となって移動し、地上に雨となって降ることで河川に流れ海にかえります。その循環の中に私たち人間の社会が形成され、水を利用しています。私たちがそうして利用した水は再び自然の循環に合流します。

日本の場合は1年を通じて飲料水に困ることはあまりないでしょう。また湯船にたっぷりお湯を張り入浴する習慣もあります。日本ほど自由に水が使える国もあまりないでしょう。水は大自然からいただいたものであり、限られた資源でもあります。普段から節水を心掛け、水を無駄にしない意識を持つことが大切です。

水を大切にすることは自然や地球を守ることに繋がり、そこに生きる私たちの未来を築いていくことでもあるのです。夏場は莫大な電力も必要としますが、エネルギーは無限ではありません。限られた資源であることを意識して生活していきたいものです。

代表取締役会長　古庄忠信