環境の変化に適応する(令和5年2月号)
- 2023.02.13 | 今月の言葉
≪環境の変化に適応する≫
毎日寒い日が続きますが、この寒い中での社員の皆さんの頑張りには毎年のことですが、感激と感謝で気持ちがいっぱいになります。もうしばらく続きますがくれぐれも健康管理に努めて頑張ってください。
その社員を牽引している上司の皆様の苦労も良くわかります。今月はその上司にあたる班長以上の方々へ、私なりのひとつのアドバイスをしてみたいと思います。
企業としての付加価値を考え、ブランドを構築し、それを実施する時企業を率いる上司自身が何をどのように発想してどう進めていくのかが非常に重要になってきます。ポストコロナとなった現在以降、上司の責務はさらに重くなっていくことでしょう。
市場の動向や顧客の嗜好の変化、そして社員のモチベーション、技術革新、景気変動などビジネスにはさまざまな変化が生じます。諸条件が変わればその環境下に最適化したビジネスモデルが必要になります。「やり方が間違っていないのに結果が出ないのは頑張りが足りないからだ」ではないのです。環境の変化に柔軟に対応できる会社でないと生き残るのは難しい時代になったのです。
そうなると社員に求める能力も昔とは違ってきます。具体的には自ら課題を発見し、さらにその課題をどうしたら解決できるかを自分の頭で考えられる社員ということです。
社員が自発的に動き、イノベーションが次々と起きる会社、そのためには常々から会社の存在意義や事業を通じて社会にどんな価値を提供しているのか、などなど普段から企業理念をまめに話してあげて下さい。
代表取締役会長 古庄 忠信